商品コンセプトと実績の効力

今日も、コツコツと製品をつくっております。最初に早速モデルとなる実績が出ることもあり、かなり気合が入っております。

しかし、この「実績」というものも本当に曲者です。
単に実績をぽーんと置いておいただけでは、お客さんからすれば、

  • 無理やり作っただけでないの?
  • まあ、普通に商売やってればあるでしょ、普通。
  • 同じことを本当にうちでもやってくれるの?まぐれでないの?

とかそう思うとおもいます。

そうしたときに、きちんとこの実績に今回提供するサービスの「モデルケース」とするような説明をつける必要があります。つまり、このモデルケースのコンセプトを明示して

  • なぜ良いのか
  • なぜ、もう一度同じことをやってくれといわれたら出きるのか
  • なぜ、完全に一致していなくても類似案件にカスタマイズで対応できるか

を説明する必要があるわけです。逆に、これがきちんと自分でも理解できて、さらにお客さんにわかりやすく使えて安心してもらうことができれば、きっと引く手あまたになるでしょう。


で、今回の僕の作っているOpen-ECommerce 3PLのコンセプトですが、

「Eコマース成功の方程式 集客力*集客方向のマッチ率*商品力によるコンバージョン率 を実現するためのシステム」

です。


実際に運用するのは、アートさんなので、言ってみれば彼らがこのコンセプトでECサイトの運用の仕事がとりやすいように支援すればよいわけです。

Eコマース成功の方程式出てくる要素として、

  • 集客力
  • 集客方向のマッチ率
  • 商品力によるコンバージョン率

がありますが、一番差がつく部分は「商品力」だとおもいます。商品力がないとやっぱり厳しいと思いますし、うちらでは本当にどうしようもないことなので、これは言ってみればエンドユーザの方の担当です。

次に差がつくのは、「集客方向のマッチ率」です。これは、広告の出しかたやどのようなメディアを選択してどのように出していけば良いかというネット広告のテクニックです。また、しっかり、その商品を欲しがるような人に見てもらえるようにログとかもとりながらしっかりアプローチする必要があります。いわゆる、ネット広告代理店の仕事です。


そして、最後が集客力。これは、SEOとかの一発狙いとか、特別話題性がある製品に関してはプレスリリースなど、いろいろと安価に集客できる方法がありますが、基本的にはかけた広告費に比例するとおもいます。
(比例するというのは、商品力と集客方向のマッチ率が同じ条件の場合には、広告費に集客力が単純に比例するという意味です)

そうかいてしまうと、「なんだ、単純にお金持っているところが強いだけじゃないか」と思われてしまいますが、そうではありません。運用効率を徹底的に上げて継続的にかかるコストを圧縮することで、たとえ小さな会社でも資金の回転効率を上げていけば安全に効率よく広告費を捻出することができます。


ネットショップは意外とやってみるといろいろな人件費や手間暇がかかるようです。実際に箱詰めしているのをみていると、これは確かに自社で人をかかえるよりも物流業者にまとめてやってもらったほうが良いなあとおもいます。

そろそろ、Open-ECommerceも、棚入れ作業の実装にはいります。
ここが出来れば、あとはだいぶ人に見せてもイメージが沸くようになってきます。

いやあ、しかし、今回は、営業資料とか僕が考えなくてよいから楽だなあ。