Eclipse版の国際化とNetBeansの国際化
今日は、Oracle版のためにEclipseのOracle版の国際化を行いました。
しかし、Eclipseの国際化とNetBeansの国際化では、NetBeansのほうが実は簡単です。
なぜならば、NetBeansでは国際化機能が、IDEにすでに組み込まれていて、右クリックからそのままできるからです。
こういうところを見ていると、もしかしたら、Eclipseを追い抜いて、NetBeansは相当来るかもです。
Eclipseは、各Pluginを独立して存在させて自由度を高くするように作られていて非常に玄人向けです。でも、Pluginの独立性が高すぎて、それが障害になってしまっているようなところも実はあるんだなあと思いました。
NetBeansでは、その点、一度NetBeansのコミュニティー(or SUN)がポリシーを決めたらそれで突っ走れますので、欲しいと思う機能をいきなり作れてしまいます。
一方、Eclipseは、作法を決めるのにいろいろ時間がかかりそうなので、そういう気の利いた機能が出来てくるまでに時間がかかってしまいそうです。今回の国際化のところなんかは、まさにそんな例かもしれません。
NetBeansは、そういう強みがあるので、みんなが欲しがる機能にフォーカスを当てて、次々作ってしまうと実はすごく有利です。
今は、Version5.0ですが、Version6.0くらいになったときにどのような戦況になっているか楽しみです。