NetBeansで記事を書くことを企てる

最近、NetBeansネタをあまりだしていないのでとりあえず、
Eclipse開発者向けNetbeans開発チュートリアル読み歩き」
として
http://platform.netbeans.org/tutorials/nbm-filetype.html
について、
http://www.netbeans.org/files/documents/32/86/api-whitepaper.pdf
を参考にしながら記事を書いてみようと思います。
(PDFの方はちょっと古めですが、とても役に立つ文献です)


この部分は、NetBeansプラグインを作る上で、一番の柱になる部分です。
NetBeansの左側のEclipseでいうExplorerの中のファイルをダブルクリックすると、NetBeansが自動的に専用エディタで開いてくれますが、この辺の動きとも非常に密接な部分です。
また、ファイルの保存(ファイルをエディタで編集してDirtyになると、メインメニューのファイルの保存アイコンが自動で有効になったりしますね)や、エディタのドキュメント(ファイルに保存する前の下書きのようなものと考えてください)とこの部分(NodeおよびDataObject)の連携の例+例のもっと詳しい解説があると、もっと沢山のプラグインが様々な人に開発されるかもです。


Adapterというプログラミングパターンがあって、それは、NetBeansでは
Cookieを使ったプログラミングパターンとほぼ同じです。
このパターンは、XMLの設定よりもはるかに分かりやすく、
「後に現れる未知なもの」に対しても柔軟に対応できます。


NetBeansの場合はNodeという概念を取り入れることにより、Eclipseより
はるかに多くの要件をカバーしています。


これゆえに、NetBeansは最低限のXMLの設定で実装することが出来ます。
Eclipseは、XMLに依存度が高いので、結構複雑です)


以前、NetBeansがPromisingなアーキテクチャーだと書きましたが、
まさにこのように、一つのパターンに対して複数の概念を取り入れる
ことによって、実装中に現れるパターンを少なくし、実装をシンプルに
しているので、そう思います。


残念なのは、それを知っている人が、まだ、今のところ少ないことです。
その辺の記事を書いて、翔泳社CODEZINEあたりに載せて見ようと
思っています。
↓前に僕が書いた様子です。
http://codezine.jp/a/article.aspx?aid=339