プロセッサが早いのはキャッシュのおかげ

よく、CPUが早いとパソコンが早いみたいな印象があるが、実は、パソコンが早いためには、CPUにつんでいるキャッシュが早くないといけない。

もし、CPUにキャッシュがないとCPUが早くなってもぜんぜんパソコンは早くならない。
たとえば、1命令実行するのに1ナノセカンドかかるとして、メモリアクセスが100ナノセカンドかかるとする。
そうすると、


命令実行(1ナノ) → メモリアクセス(100ナノ)→ 命令実行(1ナノ)→ メモリアクセス(100ナノ)・・・・


となり、1GHzで命令実行を1ナノセカンドごとにパイプライン実行できても、どうせ、次にメモリアクセスで待たされるから、命令実行の速度が早くてもぜんぜんはやくならない。